教師研修会紹介
テーマ:日本語教授ーその指導法の充実
教師研修会(1)「コミュニケーションのための日本語教育文法と練習のあり方」
講師:フォード丹羽順子(佐賀大学助教授)
「耳で学ぶわくわく文法リスニング99」や「Situational
Functional Japanese」などの著者のお一人としてお馴染みのフォード丹羽氏に、学習者が何を必要としているかという視点から、新しい日本語教育の文法についてお話しいただきます。コミュニケーションの道具としての文法には、聞く、話す、読む、書くために、それぞれ違った指導法があることを基本に、その実践を行っていただきます。
教師研修会(2)「江副式教授法ー文法指導の実践・視覚教材の導入」
講師:江副隆秀(新宿日本語学校校長)
1975年、日本語教育の先達のいない状況下で、ご両親と共に新宿日本語学校を設立された江副氏は、独自の日本語教授法を開発、実践してこられました。このセッションでは、日本語の助詞は二列ではないかというところからスタートし、品詞の分類を大きく三つのカテゴリーに分け、それぞれに品詞の構成語があるのではないかという仮説を立てられた、江副式教授法についてお話しいただきます。また、文法を視覚的に表示して教育する方法を、初級導入クラスの実際例として行っていただく予定です。そして、視覚教材として生産されたSoundReaderの紹介なども含め、中・上級レベルの指導にも対応していただきます。
教師研修会(3)英語によるワークショップ
「Activities
and Strategies for Programs of Japanese Language and Culture」
講師:宇田川洋子(カナダアルバータ州日本語教育アドバイザー)
国際交流基金から中国、インドネシアに大学客員講師として、また、ニュージーランド、オーストラリアに日本語アドバイザーとして派遣された経験をお持ちの宇田川氏に、英語によるワークショップを行っていただきます。日本語のネイティブ、ノンネイティブの別を問わず、ご参加ください。内容は以下の通りです。
Through
this hands-on session, participants will gain knowledge and understanding of
the Japanese language and culture through reviewing the up-to-date resources,
participating and trying some sample activities and materials, and also
discussing how to design your courses and classes.
教師研修会(4)「日本語学習における批判的思考の指導」
講師:片岡裕子(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校教授)
片岡氏は、外国語教授法、年少者の日本語教育、継承語としての日本語教育などをご専門とし、「じゃんけんぽん」、「ようこそワークブック」など、数多くの教材・出版物を出され、また国際交流基金ロサンゼルス日本語センター主任講師を兼任された経験をお持ちです。今回の研修会では、批判的思考(Critical
Thinking Skills) とは何か、なぜ日本語学習およびその指導に
取り入れていく必要があるのかについてお話しいただきます。語彙、文法、文化、読解、口述などに焦点を当て、それぞれの教室でのアクティビティにおいて、批判的思考をどのように取り入れることができるかを紹介していただきます。